飼い主のいない猫活動レポート
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2024年02月28日

地域猫だったクインシーにも出会いがありますように🍀

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飼い主さん(迎え主さん)を募集しているクインシーのご紹介です。

クインシーは推定5歳のオスで、去勢済み、感染症は猫エイズがプラス、猫白血病はマイナスでした。

混合ワクチンも接種、マイクロチップ装着、血液検査、駆虫も終えています。

コロナ禍で譲渡会が中止になり、飼い主さん募集の猫たちが滞留していました。

その最中に近所で10匹近くの野良猫が増えてしまい、保護して新しい飼い主さんを探してあげる事が出来ず、TNRをして地域猫としてお世話をしていました。

その中の1匹がクインシーです。

その後は、コロナの行動制限が無くなりしっぽの会の基金猫の譲渡会も再開されたので、お陰さまで保護している猫の譲渡が進みました。



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皆さんもご承知の通り北海道の冬は大変過酷なうえ危険です。

安全で安心できる場所が必要でした。

地域猫としてお世話をしていた猫たちを自宅で保護できる状況になったので、最期まで一緒に暮らしてくださるご家族を見つけてあげたいと再度保護をしました。



クインシーはボス猫で、みんなを守ってくれていました。

クインシーはまだシャーはいいますが、撫でさせてくれたり、手からご飯を食べられます。



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同じエイズキャリアの猫たちと共同生活を送っています。

初めてのストーブでみんなと仲良く暖を取っています。

外にいたときに仲が悪かった猫たちと仲良くなって、今では「あの時はごめんね」とばかりに、クインシーがみんなをグルーミングしています。



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<奥 クインシー>

2月16日に亡くなった腎不全の老猫を労わってくれ、いつもそばにいてくれました。

実はクインシーはとても優しい子なのです。

おもちゃで遊ぶことが好きで、時々、布団の足元で寝てくれます。

昨年、ワクチンによる腫瘍ができた為、手術で取りました。

腫瘍は良性です。

今回打ったワクチンは使えないので、次回からは別な種類を打つことになります。

毛並みは少しずつ戻ってきていますが、以前のキジの模様は薄くなりました。

猫に優しく、人にも少しずつ慣れてきているので、良い御縁がありますように♡


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HOKKAIDOしっぽの会では、繁殖により行き場のない不幸な野良猫が増えないよう
飼い主のいない猫に、避妊・去勢手術を行ってくださった際の費用の一部を助成しています。

不幸な猫を減らすため、活動へのご支援応援もお待ちしております!
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posted by しっぽの会 at 14:34 | 活動レポート | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする