野良猫を捕獲して、動物病院で避妊・去勢手術を行い、
元いた居住地に戻すことの流れがTNRですが、
その後、新たな飼い主さんに貰われた猫も大勢います☆
野良猫を生み出しているのは人間です・・・
いらなくなったからと飼い猫を捨てたり、
避妊・去勢手術していない飼い猫を外に出し、猫が妊娠、出産する。
行き場のない命を生み出しているのは、人間側の問題なのです。
今回はあらかじめ動物病院に予約を入れられ、
それに合わせて順次捕獲され5匹を病院に連れて行かれました。
チームワークとメンバーの方の思いが一つになっているからこそ、
成し得ていることではないでしょうか。
また、捕獲袋の伝授もありがとうございました!
せっかく捕獲した猫が逃げてしまったグループの方々は、
本当にお気の毒でなりません。
どうか、めげずにがんばってくださいm(__)m
『定ニャンの会』さま、本当にお疲れさまでした!
ゆのまちねこブログ
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6月1日、予約してあった5匹のメス猫をつれてガイア動物病院へ行ってまいりました。
この5匹のうち、4匹はあるお宅の庭先付近の野良猫たちです。
このお宅にはまだ残り3匹のメス猫が残っており、これからの捕獲になります。
昨年秋頃から、車で通るたびに見かける多くの猫が気になっていました。
そのお宅付近で増えた猫が温泉街に流れ込んだら、
私たちのやっていることにキリがなくなる、正直そう思ってました。
だからといって簡単に手助けしてあげるのも躊躇しました。
この方の意識改革が必要かと思いました。
何度か通う中、年金が入ったら一匹ずつ避妊させようといつも思っている、
でも室内での飼い猫も8匹?いる、
餌代トイレ砂代だけで手が回らないといった状況であることが分かりました。
もうこれ以上は絶対増やさない約束してくれる?と念押しした上で
しっぽの会様に相談にのっていただきました。
簡単に助成申請が許可されるとは思っていませんでしたので、
そういう制度があるという話は最後まで言わずにおきました。
このような中、この度しっぽの会様から助成申請許可がおり、たいへん感謝しております。
また、言われましたとおり定期的に訪問し状況報告を入れてまいります。
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今回の5匹は問題なくひと安心。妊娠もしてませんでしたしね。
予約したことで早めに手術もしていただけました。
その帰り際にお聞きしたことです。
私たちと同じようなグループなのでしょうが、
しっぽの会様より助成を受け予約してた猫5匹が
大きいケージからキャリーに移す時に逃げてしまったとのこと!
5匹全員です!
どんなに苦労して5匹を捕獲したことか!
それが逃げられちゃうとは、お気の毒でたまりませんでした。
一匹、一匹、捕獲して数日待機してもらうので、
小さいケージでは排泄もできず可哀そうです。
きっとだから大きなケージで過ごしてもらってたのでしょうか。
私たちもそうしています。

私たちの場合、移動の時は手の器用なメンバーさんが考案した、
写真のようなものを利用しています。
大ケージから小ケージへ、また捕獲器からキャリーへと移動するときも便利です。
これで捕獲もできます。
今のところ失敗はないのでこういう網みたいなものを作ってみては?と思いました。
猫は恐怖でよくおもらししますが、布なのですぐ洗え便利です。

針金はハンガー利用。
底は洗濯ネット様のもので、捕獲時、中で猫が息苦しくならないよう、
また外が見えるよう、工夫してます。
厚いゴム手を着けて、この網を猫が入ってる捕獲器などの入り口にかぶせます。
それから捕獲器を開け、逆さにし、ストンと猫を落とします。
その瞬間に、紐で網の口を縛ります。
次にキャリーの中に、網の口を下にして猫を入れてしまい、
キャリーのふたを半分しめながら、紐をほどきます。
隙間が空くときは片手で持てるサイズの段ボールなどで出ないようにしつつ、
ぐっぐっと網の布を取り出しながら猫だけキャリーに残す形です。
ふたりじゃないと無理ですね。
つまり猫は、捕獲器→網の中→キャリーと2回引っ越しをします。
素人のやり方ですからもっといい方法があるかもしれませんが、
逃げられたあまりの無念さが分かるだけに、参考になればと思いました。
逆にもっといい方法があれば教えていただきたいとも思います。
しかし女だけでよくやるもんだよね!っていつも自負してますが。。笑
そんなことで今回の5匹は無事生還しリターンいたしました。
現在次の目標にむかって捕獲器設置中です。
メス猫はまだまだいます。