飼い主のいない猫活動レポート
認定NPO法人HOKKAIDOしっぽの会

2015年08月12日

南区南沢のにがりちゃんと影武者くん★


札幌市南区南沢で地域猫活動をされているSさんチーム。

以下ご報告をいただきましたので、ご紹介させていただきます。

Sさん、ご報告ありがとうございました!


7月28日、29日に飼い主のいない猫基金の助成を受けさせていただき、
避妊・去勢手術を無事に終えた『にがりちゃん』と『影武者くん』です。
時間的に余裕がなく、近所の動物病院へ手術をお願いしました。



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<にがりちゃん>

4匹の子猫出産直後に母子共に保護し、授乳が終わりましたので避妊手術しました。
とても子煩悩なにがりちゃんは出産から3ヶ月ほど経ち大きくなっても
おっぱいを飲む子猫たちと過ごしていましたが、
猫風邪で手術が延期になってしまい窓の外を眺めながら
「マォ〜マォ〜」という鳴き声が続き、発情しているのがわかりました。

手術は無事に終わり、血液検査では『健康!』と太鼓判を押されました。
5〜6年ほど野良生活をしていたと近所の方から聞いていましたので、
健康状態が気がかりでしたがホッと一安心です。





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<手術後すぐに子猫に駆け寄り、お世話をするにがりちゃん>

にがりちゃんの子猫4匹中3匹は温かいご家庭に迎えられ幸せを掴みました。
残る子猫1匹とにがりちゃんも里親様募集いたします。

育児中はかなり人間にも慣れ順調に家猫修行が進んでいましたが、
最近は病院に連れて行かれ痛い事をされたと怒っているのか、
すっかりへそを曲げてしまったようで猫パンチ炸裂です。





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<他の保護子猫、自分の子猫とお昼寝するにがりちゃん>

他の保護子猫をまるで自分の子のようにお世話してくれる優しいにがりちゃんなので、
自分の家族をみつけて幸せになってほしいと願っています。





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<影武者くん>

近所ではオス猫特有の唸るような鳴き声で練歩き、迷惑がられていた影武者くん。
好き好んで野良になったわけではないのに、近所の餌やりさんにまで
「メス猫を狙う大きな鳴き声のイヤなオス猫」と嫌われていました。

ごはんを置いておびき寄せることに成功し、ある日を境に毎日朝昼晩としっかり3回、
玄関前で待っているようになりました。
話に聞いていたイメージとは違い、前脚を揃えてお行儀よくごはんを待つ影武者くん。

触れることはできないものの、話しかけるとあくびをしたり目を閉じて聞く穏やかな猫でした。

ただ、ごはんを食べたあとは噂通り大きな声で鳴きながら帰っていくので
「静かに帰ってね」とお願いしてみましたが、当然の事ながら聞いてくれません。

鳴き始めると食べ終えたことがわかり、
すぐにお皿を片付けることができたので助かりましたがヒヤヒヤしてしまいました。





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<捕獲されるとは知らずに、お行儀良く待つ影武者くん>

仕方のないこととはいえ、申し訳なく思いました。

捕獲はすんなり捕獲器に入ってくれたのですが、手術日までの数日間
ケージ生活しなければなりません。

ケージに入れる際には大暴れ。危うく逃がしてしまうところでした。
いくら室内とはいえ逃げてしまったら捕まえるのは大変です。

そして手術日になり、病院の指示で
洗濯ネット(たまねぎのネット使用しました)に入れて連れて行く事になりました。

革手袋をはめて厚手の上着を着て挑みました。

大暴れ覚悟していましたが、ネットを近づけた瞬間に自らスポーンと入ってくれました。
奇跡です・・・





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<術後、先生に「頑張ったね」と撫でられる影武者くん>

いつも、野良猫の手術でお世話になっている病院なのですが、
先生が手を噛まれたり引っ掻かれたり申し訳なく思っていましたが、
今回は先生も無傷で手術を終えることができてホッとしました。

できることなら保護して里親様を募集したかったのですが、
まだ保護スペースに空きがなく術後、回復するのを待ちリターンしました。

去勢後、大きな鳴き声が少しでも減ってくれたら
「大きな鳴き声のイヤなオス猫」という汚名を返上できるのではないかと思っています。

外の生活は厳しいですが、
どうか健康で事故などにあわずに猫生を全うしてほしいと願っています。

しっぽの会様、いつもありがとうございます。


以上、南沢Sさんチームのご報告でした。

にがりちゃんやにがりちゃんの子猫の里親さんになりたい方や
ご興味、ご関心のある方は当会までぜひご連絡ください


posted by しっぽの会 at 22:07 | 南沢Sチーム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする