以下保護主さまからのご報告です。
ミックスキジトラメス(ママ、お母さん) 推定年齢4〜5歳
*これまでの経緯
目当ての黒猫が捕まらない時に、他にご飯をあげている人がいないか探して、
アパートの餌やりおじさんの他にもう一軒、Iさんというお宅を見つけることができました。

そこには私が耳カットしてリリースした、
しま猫の雄とそのお母さんがご飯をもらって過ごしていました。
この子は9番目に捕獲したのできゅうちゃんと呼んでいましたが、
見かけなくなり心配していたのでした。
きゅうちゃんは親離れせず、
お母さんと更に生まれた5匹の子猫を守るように生きていました。
Iさんに話を聞くとお母さんは何度も出産を繰り返しているらしく、
きゅうちゃん達が寒い時期に小さかったので初めてご飯をあげるようになったそうです。
お母さんを捕まえて避妊手術をして、子猫は5匹とも自分で飼うつもりだけど、
どうやって捕まえたらいいのかわからない、とおっしゃいます。
家できゅうちゃんの兄弟を里親に出していた縁もあり、捕獲を手伝うことにしました。
子猫たちは少しづつエサで釣って5頭とも今村さんの家に入れることに成功しました。
そして捕獲機を仕掛けたのですが、きゅうちゃんが入ってしまい、
お母さんはなかなか捕まりません。
ある日、あっけなく捕獲することが出来た家の方の黒猫に使った
アメリカの動画で見たドロップトラップをIさんに運びました。
お母さんもその日のうちにトラップであっけなく捕獲に成功しました。
お母さんのおなかにも6頭の子が入っていました。

手術後お母さんはリリースされ、
Iさんの庭やウッドデッキでご飯や薬をもらって暮らしています。
息子のきゅうちゃんも一緒です。
雨の日や寒い日は物置に出入りできるよう暖かくしてもらっています。
話を聞くと、Iさんは何度も弱ってたどり着いた野良猫を保護して見送っていました。
子猫も5頭とも最後まで面倒をみると決意しておられ、
少し手も負担が軽くなればと助成金を申請させていただきました。



3頭は、ママの子どもたちでIさんのお家の中で暮らしているそうです。
他にも2頭がIさまのお家の子になり、先住の16歳の猫ちゃん、
3頭のわんちゃんとも仲良く暮らしているそうですよ☆
最高に幸せになりましたね!!
寒さが一層身に染みる冬期間・・・1頭でも多くの外猫に家族ができますように・・・。
Kさま、この度もご尽力いただきありがとうございました!
しっぽの会の飼い主のいない猫基金では、
飼い主のいない猫に不妊・去勢手術してくださる方に
手術代の一部を助成させていただいています。
詳しくは以下をご覧ください☆彡
飼い主のいない猫基金
http://shippo.or.jp/images/inotitonoraneko/H28jyoseikinnituite2016.10.pdf
タグ:札幌市北区Kさま